さすらい投資家Qの覚え書き

割安株、成長株、有望株を探し求める中長期投資ブログ。

三協フロンテアはミャンマーで加速するか

昨日の株式市場が暴落して、思わず凍りつきましたが、今日はまずまず戻してホッとしました…。そんな中、すかいらーくHD(3197・東1)を一部利確して、三協フロンテア(9639・JQ)を少し買増ししました。高くなった銘柄を売り、安くなった銘柄を買うことで、私なりのリバランスを行ないました。

すかいらーくHDは投資先行で厳しい業績が続きそう

すかいらーくHDは市場全体の暴落を物ともせず、ここのところ高値圏まで戻していました。業績が苦戦中にも関わらず、優待維持の効果はすごいな〜と感心しちゃいますね。

しかし、同社は消費増税(外食は軽減税率の対象外)や人手不足、人件費高騰など、マイナス要素が山積しています。今期(2019年12月期)も3期連続で減益を見込み、減配も発表しました。

店舗システムのデジタル化や宅配強化、海外展開の積極化など、プラス要素もありますが、しばらくは投資が先行し、今期や来期はまだまだ厳しい数字が続くのではないでしょうか。

というわけで、持ち株を少し減らしました。優待の誘惑に負けて、全てを手放すことはできないでいるわけですが…。

三協フロンテアは海外展開が本格化か

三協フロンテアは先日更新された『会社四季報』で、「子会社拡充しミャンマー傾注」という一文が載っていました。おっ!と思いました。

そう言われてみれば、たしかに、去年12月に「ミャンマーの子会社に出資して、特定子会社に該当することになった」というリリースが出ていました。

去年6月の株主総会では、ミャンマーについては「仮設レンタルやCAD作図の請負いは始めているが、事業を本格的に展開していけそうか、現地調査をしている段階」というような説明があったと記憶しています。

きっと今回のリリースや四季報の一文は、「ミャンマーで軌道に乗せることが出来そうだから、事業を本格化させる」ということの表れなのではないかと思われます。

などと考えていたら、同社の株価が安値圏に落ちてきていたので、ちょうど配当の権利日だしと思い、少し買増ししました。ちなみに同社の配当利回りは2.8%ほど。

三協フロンテアは好調の国内事業に加え、ミャンマーで成長を加速させていくのでしょうか。大いに期待したいと思います。

 

以下は三協フロンテアについて、以前に書いた記事です。ご参考までに。

investment-memo.hatenablog.com